連載 競輪全史が語る 第2回
雨の日、逃げは決まるか
28万勝の決まり手が否定した二つの定説
「雨の日は逃げが決まる」——場立ちの古老も、ネットの予想屋も、口を揃えてそう言う。本当だろうか。本紙は全史データベースから雨の日のレースだけを抜き出し、決まり手の分布を晴れの日と突き合わせた。結論から言えば、この俗説には意外な“半分の真実”が隠れていた。
リード
「雨の日は先行有利」「雨は荒れる」。競輪場で長く語り継がれてきた二つの定説を、本紙データベースの287,547勝(天候記録つき全レースの1着)で検証した。結論を先に言えば、どちらの定説もデータは支持しない。
方法
対象は天候が「晴・曇・雨」と記録された全レース。1着選手の決まり手(逃げ・捲り・差し)の構成比を天候別に比べ、あわせて3連単の平均配当と万車券(1万円以上)の発生率を突き合わせた。雨の判定は場内記録と降水量データの完全一致を事前に確認している。
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データで確かめてほしい疑問を募集しています
「地元有利は本当にあるの?」「雨だと荒れるって本当?」のような、競輪の俗説や気になる疑問をお寄せください。本紙が全史データで検証し、この連載でお答えします(お名前・連絡先は不要です)。