連載 競輪全史が語る 第5回
競輪選手のピークは何歳か
20代前半を頂点に、勝率は一直線に下がる
リード
競輪選手のピークは何歳か。2025年の全出走を年齢帯で切ると、答えは意外なほど明快だった。最も勝つのは20-24歳で1着率29.8%。そこから年齢とともに一直線に下がり、60歳以上では3.3%まで落ちる。
競輪のピークは『若さ』
多くの競技でピークは20代後半から30代だが、競輪は違う。デビュー間もない20-24歳が最も速く、以降は下降の一途。自転車競技が純粋な出力(パワー)を問う競技であることの反映だ。脚力の絶対値がものを言い、経験や駆け引きでは補い切れない差が、年齢に出る。
ベテランの価値は別のところに
とはいえベテランが無価値なわけではない。1着率は落ちても、番手を任され、ラインを差して連に絡む役回りがある。1着だけでなく2着・3着まで見れば、経験の効く局面は残る。本紙の出走表に年齢と級班を併記しているのは、この地力と役割の両面を読み取ってもらうためだ。
続き(全498字・図表1点)は購読版でお読みいただけます。購読受付は準備中