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連載 競輪全史が語る 第5回

競輪選手のピークは何歳か

20代前半を頂点に、勝率は一直線に下がる

リード

競輪選手のピークは何歳か。2025年の全出走を年齢帯で切ると、答えは意外なほど明快だった。最も勝つのは20-24歳で1着率29.8%。そこから年齢とともに一直線に下がり、60歳以上では3.3%まで落ちる。

20-24歳20-24歳 29.8%29.8%N=8,92625-29歳25-29歳 21.8%21.8%N=25,52230-34歳30-34歳 15.8%15.8%N=22,29735-39歳35-39歳 13.1%13.1%N=29,18640-44歳40-44歳 12.4%12.4%N=36,44045-49歳45-49歳 10.3%10.3%N=28,64150-54歳50-54歳 8.1%8.1%N=21,17455-59歳55-59歳 6.8%6.8%N=6,80260-64歳60-64歳 3.3%3.3%N=1,036
出典: 輪報データベース

競輪のピークは『若さ』

多くの競技でピークは20代後半から30代だが、競輪は違う。デビュー間もない20-24歳が最も速く、以降は下降の一途。自転車競技が純粋な出力(パワー)を問う競技であることの反映だ。脚力の絶対値がものを言い、経験や駆け引きでは補い切れない差が、年齢に出る。

ベテランの価値は別のところに

とはいえベテランが無価値なわけではない。1着率は落ちても、番手を任され、ラインを差して連に絡む役回りがある。1着だけでなく2着・3着まで見れば、経験の効く局面は残る。本紙の出走表に年齢と級班を併記しているのは、この地力と役割の両面を読み取ってもらうためだ。

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